試験対策
問題の解き方
PCA の選択肢は、どれも技術的には動くことが多い問題です。設問の制約語を先に拾い、Google の推奨に反する選択肢から消すと、迷いが 2 択までに減ります。
PCA では間違いの選択肢も多くは動く構成なので、「動くかどうか」で選ぶと 2〜3 個が残ります。1 つに絞る手がかりは、設問の最後の 1 文にある制約の言葉と、Google が公式に推奨している設計の方針です。
設問は最後の 1 文から読む
何を答えるかは最後の 1 文に書かれています。先にそこを読み、制約の言葉を拾ってから状況の説明に戻ると、どこが条件かを探しながら読めます。
「コストを最小に」と「可用性を最大に」は両立しないことが多いので、どちらを言っているかを必ず確かめます。どちらも無ければ、状況の説明やケーススタディの経営者の言葉に優先順位があります。状況の説明では数字と固有名詞に印を付けます。RPO 15 分、99.9% は構成の規模を、MySQL や SQL Server は移行先を、EU の顧客は使えるリージョンを決めます。
選択肢は 3 つの理由で消す
一番良いものを探すより、間違っている理由を見つけて消すほうが速く確実です。
存在しない機能を前提にした選択肢を見抜くには、各サービスのページで機能の範囲を押さえておきます。複数選択の問題で正しいものが指定の数より多く残ったら、条件を読み直します。同じ目的を別の方法で果たす 2 つが残ったときは、制約の言葉に近いほうを選びます。
下の練習は、このカリキュラムで作った設問です。実際の試験問題ではありません。
迷ったら Google の推奨で決める
残った 2 つがどちらも要件を満たすなら、Well-Architected Framework と公式ドキュメントが推奨するほうを選びます。
- マネージドサービスを優先します。パッチ、バックアップ、冗長化を Google に任せられるからです。設問が既存のライセンスや OS への変更を求めていなければ、VM より先に選びます。
- 自前のコードより、サービスの機能を選びます。ログは cron のスクリプトで集めるより、Cloud Logging のシンクで送ります。
- IAM は最小権限で、ユーザーではなくグループに付けます。基本ロールは設問が許さないかぎり外します。アプリにはサービスアカウントを使い、鍵ファイルより Workload Identity Federation や権限借用を選びます (IAM を安全に使用する、IAM の基本)。
- 手作業より、Terraform や Cloud Build で再現できる手順を選びます。EHR Healthcare の資料が障害の原因に挙げる設定ミスを減らせるからです。
時間は 1 問 2 分で配分する
認定ページによると、試験は 2 時間で 50〜60 問です。60 問なら 1 問 2 分です。2 分を過ぎても 2 択から絞れない問題は、良いと思うほうを選んで先へ進み、最後に戻ります。ケーススタディの問題は資料を読み返す分だけ時間がかかるので、ケーススタディの読み方で事前に対応付けを済ませておきます。